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次世代に夢を 新しい表現の形提示 TOYOTAKA(Beat Buddy Boi)

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次世代に夢を 新しい表現の形提示 TOYOTAKA(Beat Buddy Boi)

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6月15日に開催した「BBB_SHOCK_LIVE_6」で踊るTOYOTAKAさん=2014年、東京都江東区新木場のSTUDIO_COAST(岩崎真平さん撮影、提供写真)  ストリートダンス界で最も人気のあるチームのひとつ、Beat Buddy Boi(※1)。ダンスシーンの最新情報を隔週でお届けするDANCE@EXPRESS第3回は、その一員として、全国を駆けめぐり、ダンス指導もしているTOYOTAKAさんに日本のダンス界、次世代のダンサーの現状を聞いてみました。

 日本のキッズは世界トップレベル

 ――まずは、自己紹介からお願いします

 「ダンサーのTOYOTAKAです。Beat Buddy Boiというダンスチームに所属してます。日本やアジアを中心に自分たちのライブやワークショップを行っています」

 ――TOYOTAKAさんから見て、日本の若いダンサーのレベルはどうですか?

 「今までさまざまな国でワークショップをする機会がありましたが、日本人は真面目な子が多く、特にキッズの技術は世界の中でもトップレベルだと思います。日本のダンサー自体が一目置かれているので、当然それを支えている下の世代のレベルも高いですね。ただ、ダンス自体の楽しみ方は外国のダンサーは本当に素晴らしいです。常に音楽と生活し、日本人よりもコミュニケーションやライフスタイルとしてダンスをしている感覚ですかね」

 ――若い世代に伝えたいことは何ですか?

 「音楽とダンスをもっと好きになってほしいということですね。今日本はダンスコンテストやダンスバトルイベントが頻繁に開催される恵まれた環境にあります。ただ、競争に勝つことばかりを意識しすぎているように見えます。もちろん勝つことは大切です。私も10代の頃はそれしか頭にありませんでした。しかし、大切なのは音楽と遊ぶことだと思います。勝ちにこだわり過ぎて、『ダンス』が『動き』に変わってしまわないように。心で踊る時間を沢山作ってほしいです。コミュニケーションとしての音楽とダンスを深く知ると、ダンサーとしての可能性も一段上がると思います。そして、人間性もポジティブに変わるはずです」

 注目集めてこそプロ

 ――TOYOTAKAさんにとって、プロのダンサーとは何ですか?

 「難しい質問ですね…。資格がないものですし。ただ、個人として、チームとして、心掛けていることは、ステージに立つ人間である以上は常に観客を楽しませなければならないということですね。どんなにダンスがうまくても、それを伝えるすべを知らなければせっかくの技術が無駄になってしまいます。走、攻、守じゃないですけど技術を持ち、それを伝えるすべを知っていて、多くの注目を集めるカリスマ性のある人がプロと呼ばれるべきだと思います。プロダンサーにもいろいろあるので、これは僕が理想とする形ということになりますけど」

 ――ダンサーとしての目標を教えてください

 「今やっているBeat Buddy Boiは、自分たちのダンスをエンターテインメントとして確立し、日本武道館でライブを行うことを目標に頑張っています。ダンスの力を信じる多くの人の活力になったり、特にダンサーを目指す若い世代に新しいダンサーの表現の形を提示できるアーティストになり、夢を与えることが目標です。日本だけでなく、海外でもそういう活動ができるようになりたいです」(ライター 吉田悠紀/撮影:フォトグラファー 岩崎真平/SANKEI EXPRESS

 ■(※1)ビート・バディー・ボーイ akihic☆彡ら7人によるダンスアーティスト集団。ストリートダンスとして史上初となる単独ワンマンライブ「BBB SHOCK LIVE」を全国8カ所で開催し、4000人以上の観客を動員した。海外からの人気も高い。

 ■トヨタカ 慶応義塾大学卒業後、社会人をしつつダンスを続け、退社後に本格的にダンサーとして活動を始める。「色気」と「華」のあるダンスは見る者を魅了し、卓越したテクニックを駆使して自らの体を自在にコントロールする。世界中のコンペティションやダンスバトルで活躍中。

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