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【田中大貴アナの「すぽると!」こぼれ話】間近に感じた上原投手のすごみ

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【田中大貴アナの「すぽると!」こぼれ話】間近に感じた上原投手のすごみ

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 「上原が投げて、由伸が打つ」。2000年代前半の常勝・巨人を築きあげた、まさに夢の共演は子供たちにとって特別な体験となったはずです。

 大切なのは継続力

 野球熱の高い兵庫県に生まれた私は、いわゆる「松坂世代」の球児でした。公立高校から目指した甲子園出場はかないませんでしたが、勉学との両立を貫き、「いつかプロの世界へ」と夢見て、憧れの先輩、高橋さんが在籍した慶応大へ進学しました。

 当時の東京六大学は、早大に同級生で現メジャーリーガーの和田毅(つよし)投手、1つ下に鳥谷敬選手や青木宣親(のりちか)選手らがおり、とてもハイレベルなリーグでした。

 プロヘ行くことを諦めざるを得なかったのは、和田投手のボールを打てなかったからです。日本ハムの多田野数人(ただの・かずひと)投手から本塁打を放ち、自信を持って臨んだ大学4年の早慶戦。狙って振っても、和田投手の直球はかすることもできませんでした。キャッチャーミットへ吸い込まれていく球筋は、今でも脳裏に焼き付いています。

このニュースのフォト

  • フジテレビアナウンサー、田中大貴(だいき)さん(提供写真)
  • フジテレビ、夜のスポーツニュース番組「すぽると!」ロゴ(提供写真)

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