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【人力全開!アンジャッシュ】生放送音楽番組の司会 果たして 渡部建
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まずはホッと一息。無事に司会の大役を務めた渡部建(わたべ・けん)さん=2015年2月3日、東京都港区(三尾郁恵撮影) フジテレビの新番組「水曜歌謡祭」(毎週水曜日、午後7時57分~)で、森高千里さん(46)とMCを務めることになった僕は、記念すべき第1回の放送を終えました。
なんと言ってもこの番組は、フジテレビで21年ぶりの生放送の音楽番組ということで、力の入り方が違います。初回は2時間スペシャルで、36組56名の出演者たちがなんと32曲もお茶の間にお届けするという、とんでもないボリュームの生放送だったのです。
歌手やバンドの皆さんは、この日のために2週間前からリハーサルを繰り返していました。本番当日も、19時からの生放送なのに、彼らは午前中から各パートごとにリハーサルを入念にやっていました。
まず驚いたのが、新人のアーティストはもちろんのこと、ベテランのアーティストの皆さんもとても緊張していたということです。特に緊張していたのが、あの芸能界の大御所、和田アキ子さん(65)でした。
あまりに緊張されていたので、僕は思わず「大丈夫ですか?」と声をかけたら、なんと和田さんは「大丈夫です」と僕に敬語で返事をするほどです…。名前を伏せますが、僕が子供の頃から知っている大ベテランの方も、思い切り歌い出しを間違えたり、とある国民的アイドルは振り付けを飛ばしてしまったり…と、僕はみんな人の子なんだなぁと少し安心しました。
僕はリハーサルならではの貴重な光景も目にしました。和田さんがさだまさしさん(63)に対し、かつて一世を風靡(ふうび)した3人組の人気アイドル「キャンディーズ」(伊藤蘭、田中好子、藤村美樹)の名曲「微笑がえし」のメロディーをずっと確認していました。また、森高さんと工藤静香さん(45)がAKB48の人気曲「恋するフォーチュンクッキー」について、振り付けのポイントを話し合っていました。
そんな中、われわれ司会陣も、もちろん緊張していました。この番組は歌手たちの意外な組み合わせ、つまり「コラボレーション」が売りなのですが、僕も森高さんも「コラボレーション」というこの単語を上手に言えないことが発覚したのです。台本の都合もあり、何度も言えない言葉ですが、これには焦りました。僕たちは何度も何度も練習しました。
そんな僕たちに向けて、大勢の演者たちの中から「おい! お前は司会なんかしてないで、飯食ってろ!!」というヤジが! 犯人は旧知の仲である「T.M.Revolution」の西川貴教さん(44)でした。僕が緊張しているのを見かねた西川さんは、思い切り僕をイジッてくれたのです。会場は笑いに包まれ、僕はとてもリラックスできました。
そんなこんなで迎えた大本番-。さすが皆さん、リハーサルとはまるで別人となり、とんでもなく素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。ラストは出演者全員による「微笑がえし」の熱唱で、まるで年末の特番のようでした。鳥肌が立ちっぱなしの2時間が終わりました。こんな豪華な番組が毎週放送されると思うと、スタッフをはじめ、アーティストの皆さんには本当に頭が下がります。ちなみに僕と森高さんは、本番でも仲良く「コラボレーション」の単語をきれいにかみました。頑張ります!(お笑いコンビ「アンジャッシュ」 渡部建(わたべ・けん)/撮影:三尾郁恵/SANKEI EXPRESS)
☆フジテレビ「水曜歌謡祭」「ニュースな晩餐会」
☆日本テレビ「ヒルナンデス!」「行列のできる法律相談所」
☆TBS「アカデミーナイトQ」
☆テレビ朝日「相葉マナブ」
☆テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
☆千葉テレビ「白黒アンジャッシュ」
☆J-WAVE「GOLD RUSH」
☆「芸能界のアテンド王が教える最強の店77軒」(文芸春秋刊)が発売中。
☆DVDアンジャッシュ単独公演「五月晴れ」が発売中。
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☆ブログ「アンジャッシュ渡部のわたべ歩き」 ameblo.jp/watabearuki
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