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【男子テニス】錦織初戦突破 捨て身の相手に攻め貫く

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【男子テニス】錦織初戦突破 捨て身の相手に攻め貫く

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懸命にボールを拾う錦織圭(にしこり・けい)。2年ぶりに全仏の初戦を突破した=2015年5月24日、フランス・首都パリ(共同)  テニスの四大大会(グランドスラム)の一角、全仏オープンは初日の24日、パリのローランギャロスでシングルス1回戦が行われ、男子第5シードの錦織圭(25)=日清食品=はポールアンリ・マチュー(33)=フランス=を6-3、7-5、6-1で下し、2年ぶりに初戦を突破した。2回戦ではマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)とトマス・ベルッシ(ブラジル)の勝者と対戦する。女子の奈良くるみ(23)=安藤証券=はオセアヌ・ドダン(フランス)に3-6、7-5、6-1で逆転勝ちし、2年連続で2回戦に進出した。

 クレーコートの戦いで飛躍を続ける錦織は、地元のマチューが捨て身の攻撃に出た第2セットでも、攻めの姿勢を貫いた。「第2セットを取れたおかげでいいテニスができた。この調子でいきたい」と充実感を漂わせた。

 6-5で迎えた相手サーブの第12ゲーム。劣勢気味の錦織がギアを上げた。最初のポイントは浅くなった相手のショットをベースライン上でとらえ、跳び上がって打ったショットで押し込んだ。ジュースの場面では素早く前に出て鋭いクロスを放って返球させず、最後はネットに当たったボールが相手コートに落ち、ブレークした。

 第1セットの第3ゲームは体勢を崩されながらバックハンドを決め「防御でしのいで先にブレークできた。喜びは大きかった」とガッツポーズ。攻守一体となったプレーで観客をどよめかせた。

 腰に不安があった昨年は無念の1回戦敗退を喫したが、今回は「試合に集中して楽しむ気持ちで臨めた」という。第5シードとして格下の挑戦を受ける立場を「特別考えることはない」と淡々と受け入れ、同じシード順に違和感があった全豪オープンから精神面でたくましさを増した。世界のトップレベルの選手にふさわしいスタートを切った。(共同/SANKEI EXPRESS

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