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【プロ野球】マエケン、中田・大谷封じ
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日本ハム戦に先発した広島・前田健太=2015年6月2日、広島県広島市南区・マツダ(共同) プロ野球は2日、交流戦6試合が行われ、広島は日本ハムに4-7で敗れた。
雨脚が強まる中、広島の前田は淡々と投げ続けた。終わってみれば8回を6安打2失点。九回に救援陣が崩れ5勝目はならなかったが試合はつくった。
一回に先頭打者からの連打で一、三塁のピンチを背負うと、田中の三ゴロの間にあっという間に1点を失った。
続く打者はパ・リーグ本塁打王の4番中田。「勝負強いイメージはあるし、打つと打線が回っていくので気を付けたい」と警戒していた相手をきっちりと中飛に仕留め、この回を最少失点で切り抜けた。ここから徐々に調子を上げて、三~六回まで無安打。七回は無死二塁で中田と3度目の対決を迎えたが左飛に封じ、2死になって代打出場した大谷から3球で見逃し三振を奪った。
あまり対戦することのない相手。「セ・リーグ相手では心理戦も働くと思うけど、交流戦はその日の状態で何とかするしかない」と心構えを説いた。(SANKEI EXPRESS)