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【男子テニス】錦織「感覚良かった」 ウィンブルドンへ再始動

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【男子テニス】錦織「感覚良かった」 ウィンブルドンへ再始動

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ゲリー・ウェバー・オープンの準々決勝で勝利し手を振る錦織圭(にしこり・けい)。ウィンブルドンでは左ふくらはぎの回復が鍵を握る=2015年6月19日、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州ハレ(AP)  男子テニスで世界ランキング5位の錦織圭(にしこり・けい、日清食品)は23日、テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権(29日開幕)に向けて英国に到着後、初練習に臨んだ。芝の練習コートでけがをした左脚の回復具合などを確かめ、ツイッターに「感覚は良かった」と投稿した。

 錦織は左ふくらはぎ痛で20日にドイツのハレで行われたゲリー・ウェバー・オープン準決勝を途中棄権した。マネジメント会社によると、ドイツで受けた検査では大きな異常はなく、21日に英国入りしていた。

 26日にはロンドンでのエキシビションマッチ登場を予定し、27日にウィンブルドンの試合会場で記者会見する。

 ウィンブルドン選手権は29日にロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕する。錦織が上位進出を果たせるかは、直前に痛めた左脚の状態が鍵を握る。

 前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンは得意のリターンに加えてサーブも好調で、ネットプレーでもポイントを重ねた。芝コートにうまく適応し「理想的ないいプレーになっている」と技術は充実している。

 準決勝で棄権する要因となった左ふくらはぎ痛の回復に努めるとともに、どう疲労をためることなく勝ち上がれるか。体調さえ整えば、自身の過去最高のベスト16を上回る成績が期待できる。

 優勝争いは世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が中心になる。対抗はロジャー・フェデラー(スイス)とアンディ・マリー(英国)だろう。芝巧者の2人はともに前哨戦を制し、いい状態で大舞台を迎える。女子は四大大会4連勝に挑むセリーナ・ウィリアムズ(米国)の強さが際立っている。(共同/SANKEI EXPRESS

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