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強い絆に憧れ 人間的なつながり書きたい 「ミツハの一族」著者 乾ルカさん

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強い絆に憧れ 人間的なつながり書きたい 「ミツハの一族」著者 乾ルカさん

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 デビュー以来、死の気配が漂う作品を多く重ねてきた。「小学2年生のときでした。家族で夕食を食べているとき、ふと『自分が今、死んだらどうなるんだろう』って怖くなったんです。そのときの思いをずっと引きずって、ここまできてしまった」

 本作のゲラを直していた今年3月、父親を亡くした。「父をみとって、今まで自分は何も分かっていなかったな…と痛感しました。この作品では、もしかしたら、死者たちが素直すぎたかもしれない。私だったら『あの世に行きたくない』と、もっと逆らうでしょうし、この世のものでなくとも、父にはそばにいてほしいですね」

 本作の最後の一節。愛するものを失ったことのある者ならば、心打たれることだろう。「救いでありたいですね。母にも、『いい一文だね』と言ってもらえました。やっぱり、もう一回父に会いたいですよ…」(塩塚夢、写真も/SANKEI EXPRESS

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  • 「ミツハの一族」(乾ルカ著/東京創元社、1836円、提供写真)

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