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【Message from the Ocean】(10)鳥取・菜種島 暗闇の先に 光り輝く神秘の洞窟

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【Message from the Ocean】(10)鳥取・菜種島 暗闇の先に 光り輝く神秘の洞窟

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 この洞窟の中には、ウミウシ(海牛、貝殻が退化したり全く無くなった巻貝の種の総称)と呼ばれる生物が、壁面の至るところにへばりついていたり、ドチザメの若魚が生息していたりする。

 初夏の時期には、小さなアジの大群が洞窟内を埋め尽くし、ダイバーが中に入ると、まるで一つの生命体かのように、群れをなして激しく泳ぎ回り、これまた圧巻なシーンを見せてくれることもある。 

 ≪ジオパーク 海の中から楽しんで≫

 高さ60メートル、周囲400メートルと、この周辺の島々の中でもひと際大きく、トゲ山のように険しくそそり立っている、花崗(かこう)岩でできた菜種島は、他の小さめの島々と合わせて菜種五島と呼ばれている。

 毎年4月中旬になると、崖の中腹に野生の菜の花が咲き誇る。江戸時代に菜種を積んだ北前船がこの島の付近に座礁し、その後花が咲くようになったことから、菜種島と呼ばれるようになったと伝えられている。

このニュースのフォト

  • 菜種島(なたねじま)にある「青と碧(みどり)の洞窟」。通ってきた左の方が青く、出口へと至る右の方は碧に見えるという不思議な洞窟だ=2015年7月23日、鳥取県岩美郡岩美町(越智隆治さん撮影)
  • 「ヤマダシ」というポイントには、年齢200年とも300年とも言われるキサンゴがあり、これもまたハート型に見える=2015年7月23日、鳥取県岩美郡岩美町(越智隆治さん撮影)
  • 季節によっては、洞窟の中は小さなアジの大群で満たされることも=2015年7月24日、鳥取県岩美郡岩美町(越智隆治さん撮影)
  • 「青と碧(みどり)の洞窟」のある菜種島(なたねじま)=2015年7月24日、鳥取県岩美郡岩美町(越智隆治さん撮影)
  • フリーの海洋フォトジャーナリスト、越智隆治(おち・たかじ)さん(本人提供)

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