キュートで残酷なおとぎ話 ノゾエ征爾、岸井ゆきの、栗原類 舞台「気づかいルーシー」
更新王子役の栗原も歌に苦労。「稽古はいつも歌から。音痴なので家でも曲を聴きながら音程を練習しています」。王子は「あまり頭が良くない」という設定で「『残念な人』という点で自分と共通しているかな。『バカな王子』をどうリアルに見せるか、作りすぎず自然に演じたい」。
バラエティー番組などでの冷静沈着な発言から「ネガティブキャラ」としても知られる栗原だが、将来はコメディー俳優を志望。演出や脚本、翻訳にも関心があり、時間を作っては劇場に通う。父が英国人で、バイリンガルでもある栗原の魅力を引き出すため、ノゾエは英語のせりふを増やした。「王子はとてつもなくフィクションなキャラクターなのに、違和感なく体現できているのはすごい。今後が楽しみ」と期待する。(文:藤沢志穂子/撮影:荻窪佳(けい)/SANKEI EXPRESS)
8月22日から31日まで東京芸術劇場シアターイースト。問い合わせはボックスオフィス(電)0570・010・296。
