“確信犯”的な「攻め」のデザインがもたらした○と× トヨタ・C-HR(後編)
あるいは、旧型のプリウスオーナーが、思い切ったデザインの現行型への買い換えを見送ってC-HRのハイブリッド仕様に鞍替えしたケースが多いのかもしれない。インパネデザインもプリウスよりおとなしいし、乗り味の上質さも相まってシニアにも選ばれているのだとしたら、トヨタにとってはうれしい誤算だろう。
もしあなたがC-HRのガソリン仕様購入を検討しているなら、死角をカバーするセンサー類の装備が充実したG-Tが現時点でのおすすめグレードとなる。
ライバルはすばりマツダ・CX-3。後席の居住性、荷室のキャパシティーはどっこいどっこい、乗り味的にはC-HRのほうが洗練度が高いが、注目はつい先日発表されたCX-3の2リッターガソリン仕様。なんと210万円台からという魅力的な価格、四駆仕様でも230万円台だ。
価格的に競合するホンダ・ヴェゼルのガソリン仕様と比べてもエンジン出力とトルクが上回っており、走りの余裕が期待できる。しかもCX-3は死角をカバーするセンサー&アラートが全車標準装備。また、CVTに抵抗がある人にとっては6速ATを採用していることも、大きなポイントになるだろう。
コンパクトSUVは旬のカテゴリーとあって敵もさるもの、さすがに大トヨタもイージーな商売はさせてもらえないということか。そうは言ってもすでにめちゃくちゃ売れてるんですけどね。(産経ニュース/SankeiBiz共同取材)
■基本スペック
トヨタ・C-HR S-T CVT
全長/全幅/全高(m) 4.36/1.795/1.565
ホイールベース 2.64m
車両重量 1,470kg
乗車定員 5名
エンジン 直列4気筒数・直噴 インタークーラー付きターボ
総排気量 1.196L
駆動方式 四輪駆動
燃料タンク容量 50L
最高出力 85kW(116馬力)/5,200rpm~5,600rpm
最大トルク 185N・m(18.9kgf・m)/1,500rpm~4,000rpm
JC08モード燃費 15.4km/L
車両本体価格 251.64万円