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米独高官がメルケル首相盗聴疑惑で協議

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米独高官がメルケル首相盗聴疑惑で協議

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 【ワシントン=小雲規生】ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らは30日、ホワイトハウスで、米情報機関がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していたとの疑惑について、ドイツのホイスゲン首相顧問らと協議した。アーネスト大統領副報道官が同日、記者団に明らかにした。

 会談は、オバマ大統領が23日にメルケル氏への電話で「(現在は)首相の通話を傍受していない。今後もしないだろう」と釈明したことの追加説明として行われた。アーネスト氏は会談について、盗聴疑惑で生じた「何かしらの緊張関係」を解消するための努力の一環だと説明した。

 米国家安全保障会議(NSC)のヘイデン報道官は声明で「米国とドイツの情報機関の協力をさらに強化するために協議を行った」と表明した。

 会談には米側からモナコ大統領補佐官(国土安保・テロ対策担当)、クラッパー国家情報長官ら、ドイツ側からはハイス情報機関調整官も参加した。

 クラッパー氏は29日の下院情報特別委員会での公聴会で盗聴の事実確認は避けながらも、「外国の指導者の行動や意図を収集・分析することは、情報機関の基本的な任務だ」と述べている。

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