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インド、全長1000キロ産業回廊 総投資額4.9兆円 250万人雇用創出
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インド南部で大規模なインフラ開発計画がいよいよ動き始める。総投資額は国内総生産(GDP)の約12%にあたる3兆ルピー(約4兆9000億円)となる見込み。同国政府は、西部マハラシュトラ州ムンバイとIT企業が集結する南部カルナタカ州バンガロールを結ぶ全長1000キロメートルに及ぶ産業回廊の建設計画に着手することを明らかにした。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。
すでにインド政府は英国政府と共同で事前調査に取りかかることで合意しており、次に開発業者の入札を始める見込みだ。
詳細は明らかにされていないが、道路建設などインフラ整備と産業集積を進め、少なくとも4カ所の工業地区を設置することで、特に製造業の飛躍的な拡大が見込まれる。回廊沿いでは250万人の雇用が創出され、100万戸の住宅が建設される見込みだ。
一方、北部パンジャブ州アムリトサルから首都デリーを経由し、東部の西ベンガル州コルカタを結ぶ東部産業回廊の計画に関しても、すでに政府は事前調査の実施を承認している。
この地域にはインド全人口の4割が集中しており、開発を促進することで雇用拡大を目指したい意向だ。
インド北西部では、日印共同の「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想」が動き始めている。
同構想は政府による承認手続きなどに時間がかかり、計画が予定通りに進んでいないとの懸念もあるが、国内主要都市を結ぶ3本の産業回廊の構築は、低迷する同国経済を再生する起爆剤として大きな期待がかかっている。(ニューデリー支局)