自動車取得税、軽減めぐり攻防 「仕組みが複雑過ぎる」批判の声
更新取得税は現在、車体価格の9割に対して、登録車には5%、軽乗用車に3%が課せられている。
この日、総務省が示した案では、取得税の減税策として自動車購入金額の一定額に税金をかけない「基礎控除」を打ち出した。控除額は60万円、80万円、100万円の3案を提示した。取得税には、購入額50万円以下を非課税とするルールがあるため、160万円以下の車を購入した場合、100万円の基礎控除が適用されれば取得税がゼロになる。
これに対して、経産省や自動車業界は、消費税8%段階では自動車取得税について、増税分と同じ3%分を減税するよう求めている。消費税率が5%になった1997年には年間の新車販売台数が100万台減少し、大きな打撃を受けた。この苦い教訓から、販売の落ち込みを防ぐには、実際の税負担が同じになる減税が不可欠との立場を取るからだ。
