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中国の野望「月の資源を独り占め」 宇宙征服も目論みかねない恐るべき陰謀

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中国の野望「月の資源を独り占め」 宇宙征服も目論みかねない恐るべき陰謀

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 中国では2020年末までに再度、無人月面探査機を打ち上げ、2025年頃までに有人月面着陸に挑む計画を明らかにしています。

 しかし、こんなことで驚いている場合ではないのです。欧陽氏は、地球上にはごくわずかしか存在しませんが、未来の核融合発電の燃料として期待される「ヘリウム3」が月には「大量に存在する」と明言。「(月にあるヘリウム3は)少なくとも約1万年分の人類のエネルギー需要を解決する」との壮大な見通しも示しました。

 そのうえで「月は鉱物やエネルギーの素晴らしい源泉になるだろう。レアアース(希土類元素)やチタン、ウランといった地球では希少な資源に満ちているうえ、資源を際限なく使うことができるようになる」と豪語。

 「月は美しく、資源開発に向けた非常に多くの潜在的可能性を秘めている。われわれは、人間と社会の持続的発展をサポートするために、月を十分活用できることを望んでいます」と、あくまでも平和利用をめざしているとの考えを強調しました。

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