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中央省庁の女性管理職3% 目標達成にほど遠い実態にも首相「女性活用以外に道なし」

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中央省庁の女性管理職3% 目標達成にほど遠い実態にも首相「女性活用以外に道なし」

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 政府は31日、中央省庁の女性管理職の登用状況を公表した。女性管理職の割合は3%で過去最高となったが、あらゆる分野の指導的地位に女性が占める割合を2020年(平成32年)までに30%程度とする政府の目標達成にはほど遠い実態が明らかになった。

 公表は、政府が「女性の活躍」に国家公務員が率先して取り組む姿勢を見せるため、昨年10月時点の22中央省庁の実態を緊急調査した。女性管理職は287人で全体の3・0%。昨年1月の前回調査と比べて0・3ポイントの微増だった。32年までの30%達成には7年間で10倍にする必要がある。

 最も多かったのが消費者庁の11・1%で、最低は警察庁と内閣法制局の0・0%だった。

 女性の活用を成長戦略の柱の一つに掲げる安倍晋三首相は31日の衆院予算委員会で「女性の力を使うかどうかは選択の問題ではない。日本の未来をつくる上で女性の活用以外に道はない」と述べ、今後も積極的に取り組む決意を示した。

 一方、内閣府は31日、上場企業1150社の昨年4月時点の女性登用状況をホームページで初めて公表した。政府の要請に32・4%の企業が回答。企業名とともに女性管理職や役員の割合、育児休業後の復職率など13項目の数値を掲載した。

 公表による企業の取り組み促進や女子学生の就職活動の情報源として期待される。ただ、任意調査のため女性の活用に積極的な企業が回答したとみられ、全体像の把握に課題を残した。

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