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訪日外国人、3割増の121万人 円安・免税拡充、雪遊びなど追い風
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中国からの到着便が続き混雑する関西国際空港のロビー。2月も円安効果で訪日客の増加が続きそうだ=18日 日本政府観光局は18日、1月の訪日外国人客数が前年同期比29.1%増の121万8400人(推計値)だったと発表した。24カ月連続で前年実績を上回っており、11カ月連続の単月100万人超え。かねてからの円安や免税制度拡充などに加え、スキーや雪遊び目的の観光客が増えたことなども追い風となった。
国・地域別では、格安航空会社(LCC)の新規就航・増便が相次いだ韓国が前年同期比40.1%増の35万8100人で首位となった。単月で30万人を突破した国は初めて。2位は中国が45.4%増の22万6300人、3位は台湾で10.2%増の21万7000人だった。
18日に始まった旧正月にあたる「春節」の大型連休で中国からの訪日客の一段の増加が予想される。観光庁の久保成人長官は同日の会見で「中国人観光客向けのビザ緩和などもあり、例年にも増して好条件がそろっている。買い物など消費の拡大にも期待している」と述べた。
家電量販店では、中国からの観光客に人気の高い日本製の高級腕時計やデジタルカメラなどに加え、今年は美容家電などの販売を強化。ビックカメラでは、来客数の増加から、前年の1~2月の春節期と比べ免税の売り上げが2~3倍伸びると見込んでいる。
昨年1年間の訪日客数は過去最多の1341万人を記録したが、今年は1500万人以上に伸びると予測されている。