SankeiBiz for mobile

ナイキ、FIFA汚職との関連指摘で戦々恐々 コカコーラとアディダスは痛烈批判

記事詳細

ナイキ、FIFA汚職との関連指摘で戦々恐々 コカコーラとアディダスは痛烈批判

更新

 【ニューヨーク=黒沢潤】サッカー国際大会をめぐる汚職疑惑で国際サッカー連盟(FIFA)関係者ら14人が米国で訴追されたのを受け、事件との関連が指摘された米スポーツ大手ナイキが戦々恐々としている。一方、FIFAのスポンサー企業からは痛烈な批判も飛び出している。

 米司法当局によれば、ナイキは1996年、シューズやウエアなどをブラジルの代表チームに10年間提供する見返りに、1億6千万ドル(約198億円)をブラジル側に支払うことで合意した。

 また、「マーケティング費」の名目で4千万ドル(約40億円)支払うことでも合意していたという。

 ナイキは当局の指摘を受け27日、「ビジネスでもスポーツの場でも公平さが大事であり、われわれは贈収賄などに強く反対する」と強調。その上で、捜査に全面的に協力する姿勢を示した。

このニュースのフォト

  • ナイキのロゴの入ったユニホームを着用したブラジル代表のネイマール。サッカーブラジルW杯2014の1次リーグ、クロアチア代表戦でのプレー=同年6月12日、サンパウロ州のサンパウロ・アリーナ(吉澤良太撮影)
  • ナイキのロゴの入ったユニホームを着用したブラジル代表のオスカル。サッカーブラジルW杯2014の1次リーグ、クロアチア代表戦でゴールを決め、手でハートマークを作って喜ぶ=同年6月12日、サンパウロ州のサンパウロ・アリーナ(吉澤良太撮影)

ランキング