タフな状況は誰しも一緒だったとして、その場を笑顔を作り楽しもうというスタンスで臨んだ人が、「なんだよ、こんな作業やらせやがって」と真っ当に受け止め不満を持ちネガティブな気持ちと表情の人を、スイスイと追い抜いて良い結果を出し、自分の精神も健全になると。
これはやらねば損!ではないですか?
どのような状況にあっても、笑顔を作れば、気分爽快、元気になるのです。
「手足を動かせば、更に気分UP!」
前項の理論を、更に大きく発揮させる方法。それは、体を使うことです。
体の中でも、より主導権が強いのが「頭部より下」なのだそうです。自分の意志で動かしやすい手足が、より優位に心に働きかける力があるのです。
サンフランシスコ州立大のペパー教授によれば、被験者たちにスキップや変なポーズをさせて自分が感じるエネルギーの変化を調べたところ、ポーズ、動作を取るほど愉快、元気になっていったそうです。
ガッツポーズなどはこの効用が感じ取れるために、ルーティンとして定着したのかもしれませんね。
手足を動かせば、更に気分UP!です。
「背筋を伸ばせば、自信UP!」
日本人は通勤時などに、一様に黙々と下向き加減で足早に歩く習性があります。不思議なことに、うつむいた姿勢だと心も内向きに、気分的に沈みがちになるものです。科学的実証ではないと思いますが、著述家・講演家の斎藤一人さんは、「空を見上げて歩いていると、頑張っても沈んだ気分にはなれないよ」とおっしゃっています。あながちその通りではないかと感じます。
ハーバード大学の社会心理学者、カディ教授は、堂々とした姿勢を取らせた被験者と、縮こまった姿勢を取らせた被験者とで、それぞれギャンブルをさせたところ、堂々とした姿勢を取らせた被験者のほうがリスクの高い賭けに好んで出るという結果が出たそうです。
今回の社長を目指す法則・方程式:
「作業興奮」、他