SankeiBizで好評連載中の「ビジネスパーソン大航海時代」の執筆者でエンジェル投資家の小原聖誉さん(StartPoint代表取締役CEO)が書き下ろした新刊『凡人起業』(CCメディアハウス刊)が各方面で反響を呼んでいる。
小原さんが著書に込めた思いや訴えたかったことは何か。本書を読み進めれば、サラリーマンだからこそ、「凡人」だからこそ起業につながるヒントに気づくはずだ。(ライター 高関進)
凡人だからこそ起業できる!?
・課題や提出物は締め切り近くになってからやり始める
・三日坊主
・誘惑に弱い(健康に悪いと思いつつ飲み会後はシメのラーメン)
・報告会や会議でアドリブできない
・偉い人と話すと緊張する
・グループワークが苦手(頭のよさを競争する感じがいや)
・相手に「いい質問」ができない
・メディアなどで起業家を見て「天才だな」と感心する
・過度ではないものの心配性でリスクが気になる
以上は書籍『凡人起業』であげられている「凡人」の特徴である。いくつか心当たりがあったあなたは、失礼ながら立派な「凡人」だ。そしてこのすべてが当てはまるという著者は、「凡人には凡人なりの起業の仕方、戦い方がある」ことに気づいた。