不正融資解決の交渉は大詰めか
開会から3時間を過ぎ、有国社長が「時間が相当経過したため採決に移ります」と発言。継続審議を求める多数の声や怒号が飛び交う中、採決が強行された。怒号にかき消され、どの議案の採決がなされているのか聞き取りにくかったが、すべて賛成多数で可決された。
総会終了後、一部の株主から採決の妥当性を問う声もあがった。
総会後、スルガ銀行・スマートデイズ被害弁護団は記者会見を開いた。弁護団長の山口広弁護士(東京共同法律事務所)は、総会決議取消訴訟の提起の可能性を問われ、「私どもは、シェアハウスの問題を被害者が苦しまない形で解決するのが至上命題。シェアハウスの問題が解決しないのであればとことんやるが、解決すればあとは勝手にやって下さいとのスタンスだ」と語った。
シェアハウスの不正融資の抜本解決に向けた交渉は大詰めを迎えているとの情報もある。
地方銀行として生き続けるスルガを、誰がチェックしていくのか。リテール中心のビジネスと地方創生は両立できるのか。不正融資の抜本解決と同時に、持続可能な「その後」をステークホルダーとともに考える時期を迎えている。
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