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高崎が移住先として注目されるワケ シンポジウムで見えた"食と住まい”の魅力 (1/5ページ)

 新型コロナウイルスの影響で生活様式が変化する中、大都市圏に隣接する「近距離移住」の候補地として注目される群馬県高崎市が今月6日と13、14の両日、「高崎移住定住シンポジウム」をオンラインで開催し、東京五輪で金メダルが期待されるソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督、エースの上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)をはじめ、高崎市長や各界の専門家、企業関係者らが議論した。朝夕の満員電車に揺られる“痛勤”から解放され、都会にはない豊かさを実感できる地方移住。その候補地としてなぜ高崎市が脚光を浴びているのか。

 移住先として注目される理由

 貯蓄と時間にゆとりのある定年世代が第二の人生を送る田舎-。かつて地方移住にはそんなイメージがあったが、在宅で勤務するテレワークが普及したことで、都会の企業に働きながら地方に移り住むことも可能になった。オフィスまでの通勤距離を考え、二の足を踏んでいた若い世代にとっても、地方移住は現実的なものとなりつつある。

 「空気が澄んでいて、山の景色がきれいに見える街並みが大好きです。とても住みやすいです」。6日のシンポジウムで、上野投手は約20年間住み続けた高崎市の印象をこう表現した。「上毛三山」と総称される赤城山、榛名山、妙義山を望めば四季の移ろいを感じることができる。自然豊かな環境であることは間違いないが、「東京に近く、利便性もあります。地方ではないという感覚になります」と語る。JR高崎駅から東京駅までは上越新幹線で約1時間。東京近郊のベッドタウンから通勤するのと「時間距離」は変わらない。高崎市が「近距離移住」の候補地として注目される理由の一つといえそうだ。

 日本代表監督を務めチームを世界選手権2連覇などに導いた高崎市民の宇津木監督は「海外へ(遠征に)行くと高崎が恋しくなります。食だけでなく、過ごしやすい環境というのも特徴だと思います」と話す。高崎市はソフトボール女子日本リーグの強豪「ビックカメラ高崎」と「太陽誘電」の2つチームの本拠地。上野投手は福岡、宇津木監督は中国・北京の出身だが、2人は共に高崎でソフトボールに打ち込んできた。この日のシンポジウムも2019年に完成したソフトボール専用球場「宇津木スタジアム」から配信された。

 市はスポーツにも力を入れており、宇津木スタジアムでは国際大会も開催されている。富岡市長は「結構、お金のかかる施設ですが、スタジアムを作ることに誰も反対しなかったんです」と明かし、「それくらいスポーツというのは心に響くものがあります。作ってよかったと思います」と振り返る。「スポーツをはじめ、いろんなことチャレンジして、ビジネスや福祉を充実させることで、高崎市を広く知っていただけたらと思います」と強調した。

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