日産自動車の定時株主総会が23日午前10時、横浜市西区のパシフィコ横浜(横浜国際会議場)で始まった。今年から上場企業は報酬1億円以上の役員の氏名や金額を有価証券報告書に記載することが義務づけられており、高額報酬とされるカルロス・ゴーン会長兼社長が金額を明らかにするか、詰めかけた株主の注目が集まった。
ゴーン氏「みなさんおはようございます」
《冒頭、議長を務めるゴーン社長が日本語であいさつ。監査役の報告などの後、ゴーン社長が英語で2009年度の経営について説明した。日産は08年度決算で1379億円の営業赤字に陥ったが、09年度は3116億円の黒字に転換した》
ゴーン氏「08年後半からの金融危機と景気後退によって、自動車産業は最も深刻な危機に直面した。しかし、日産は速やかに対応し、リカバリープランを実施している。09年度の財務実績は当初の予想を上回っており、10年度末の完全回復に向けて取り組みを進めている」
《ゴーン氏は4月に発表した独ダイムラーとの提携についても説明》
ゴーン社長「自動車メーカーはあらゆる商品、セグメント、新興国に参入しないといけないことが、今回の危機で明らかになった。業界でも、あらたな提携関係が今後増えていくでしょう。ルノー・日産アライアンスはこれまで効果をあげており、ダイムラーとの提携は、双方にメリットがある領域で行う。日産は(高級車ブランドの)『インフィニティ』にダイムラーのディーゼルエンジンやガソリンエンジンを採用する」