驚きの日産「フーガHV」 時速100キロでも独特の“空走感” (1/2ページ)

2010.12.2 20:42

時速90キロ超えでエンジンは無回転

時速90キロ超えでエンジンは無回転【拡大】

  • フーガハイブリッド

【妄想新車】

 「いや驚いたねこのハイブリッド。時速100キロでもちょくちょくエンジン止まるんだもん。こんなに分かりやすい“エコな高級車”って今までなかったんじゃ…」(夕刊フジ)

 ついに日産も本格的にハイブリッドカー市場へカムバックした。1999年、カルロス・ゴーン氏が経営トップとなり、ハイブリッド開発をしばらく中断していた同社だが、時代の流れもあって数年前に復活。ようやく商品となって登場。それが高級車のフーガハイブリッドだ。

 キモはプリウス等のトヨタ方式と違い、『1モーター2クラッチ方式』を採用していること。これにより今まで以上に細かくモーターをエンジンと切り離すことができ、時速100キロ前後でのEV走行も可能になった。

 とはいえ加速時はパワーが足りないのでエンジンが作動するが、長い下り坂やゆったりとした減速シーンでは、ものの見事にエンジンが止まる。この高速域での独特の“空走感”は今までになく、まさにフーガハイブリッドの真骨頂。

最大の懸念は度重なるクラッチ断続時の衝撃だったが