ソニー「プレステ携帯」開発 年明けにも発表か

2010.12.28 19:14

 ソニーが、グループの携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の機能を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)を開発している。来年1~2月をめどに発表し、4月にも欧米で発売との見方が有力だ。(夕刊フジ)

 ライバルの米アップルが「iPhone(アイフォーン)」などの情報端末で遊べるゲームソフトの販売を拡大させており、ソニーは「プレステ携帯」で迎え撃つ。

 新端末は、PSPの小型機種「PSPgo(ゴー)」と、グループの携帯電話メーカー、ソニー・エリクソンのスマートフォン「エクスペリア」を融合させたもので、基本ソフト(OS)には米グーグルの「アンドロイド」を採用する。

 画面を指で触るタッチパネルでスマートフォンやゲームを操作できるほか、スライド式の画面をずらすと、現行のPSPと同様の操作ボタンが現れる仕組みで、本格的なゲーム操作も可能となる見込み。

 ソニーのインターネット配信サービスを通じてゲームソフトをダウンロードでき、音楽や映画の配信にも対応する。

 来年1月に米ラスベガスで開かれる家電見本市「CES」か、2月にスペイン・バルセロナで開催される携帯電話見本市「MWS」で発表され、4月にも欧米で発売される可能性が大きい。

 携帯ゲーム市場は任天堂とソニーが2強だったが、ここにきてアップルがアイフォーンなど向けのゲームソフト配信で存在感を高めている。新端末を投入するソニーは、これまでゲーム事業で培った財産を生かし、性能の高さやソフトの品ぞろえでユーザーの囲い込みを図る狙いだ。