【株主総会ライブ】ソフトバンク(2)「電波が届きにくいという汚名を晴らしてみせる」 (1/2ページ)

2011.6.24 11:23

ソフトバンクの株主総会会場に向かう株主=24日午前、東京・有楽町

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 《孫社長は、ツイッターで受け付けた質問を紹介しそれに答えていく》

 質問者「電波が心配です」

 孫社長「ボーダフォンを買収するときに、同じ質問を経営陣にしました。基地局が少ないのじゃないか、ということを聞きました。当時は基地局数は2万1千局。心配するな、とさんざん聞かされました。でも買ってみたらなかなかつながらないじゃないかというお声をたくさん聞くことになった。着実に増やしてきたが、それでも足りない。つながりにくいという声をたくさん聞いたので、猛反省をして、倍増して12万に増やすということを約束しました」

 「満足はしていませんが、約束の12万基地局は実現させていただきました。つまり買収したときからは6倍に増やしました。それでも私は満足しておりません。私もアイフォーン、アイパッドで通信を行っておりますので、支障を感じたことはありませんが、たまにゴルフに行って地方に行くとつながりにくいこともあります。もっと改善しようということで、今年と来年の2年間で合計で1兆円の設備投資を行い、電波の改善を最重要経営テーマに掲げて、利益の伸びを差し置いてでも電波改善を優先させようと決意をしたわけです。増収増益はできますけれども利益の伸びの絶対額にこだわるのではなく、最優先で電波改善に取り組みます。多くの皆様から、ツイッターなどを通じてダイレクトに指摘いただいたことに真摯(しんし)に対応しました」

 「移動基地局は、他社が数十台態勢に対して私は100台態勢とする。衛星の基地局も含めて、うちは300倍態勢。非常用の電源というのは電力事情というのは世界でも最も優れた停電の少ない国なので、3時間のバッテリーがあれば十分だろうということだったのですが、街中、都市中が停電することが 競合他社よりも多い2200局とします。ナンバーワンの24時間バッテリー基地局態勢です」

(次ページ)電波はおおむね3倍余計飛ぶようになるということです

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