“AKB商法”存在感増す 「本体」がないがしろにされることも (1/2ページ)

2012.1.28 21:19

AKB48の人気はエンタメ業界全体に影響を与えている=22日、東京都文京区の東京ドームシティホール(今野顕撮影)

AKB48の人気はエンタメ業界全体に影響を与えている=22日、東京都文京区の東京ドームシティホール(今野顕撮影)【拡大】

 握手会や“特典付き”で同じ商品の複数購入につながるような、人気アイドルグループ「AKB48」を連想させる手法がエンタメ業界で存在感を増している。ジャニーズ事務所も新グループデビューに当たって握手会を開催し、アニメ映画「けいおん!」は3回視聴すると作品のフィルムがもらえる特典もあって動員が100万人を突破した。「AKB的なもの」は今後も加速するのか-。

 AKB48は、昨年発売したシングル5作がいずれもミリオンセラー。CDにはメンバーとの握手券や、次の曲を歌うメンバーを決める「選抜総選挙」の投票券などがつけられ、熱心なファンの複数買いにつながっている。AKBの看板は「会いに行けるアイドル」で、ファンとの握手会は活動の代名詞だ。

 その握手会は、他のアイドルにも目立つようになった。ジャニーズの「Sexy Zone(セクシーゾーン)」は昨年11月、デビュー曲の発売前後に計3回の握手会を、CD購入者を対象に開いた。先輩アイドルも応援にかけつけ、握手会は盛況。CDジャケットは計5パターン。Sexy Zoneは同事務所最年少でオリコン週間チャート初登場1位を獲得した。

(次ページ)肝心の「本体」がないがしろにされることも…