東芝は31日、2012年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、最終利益が従来見通しより750億円少ない650億円になるとの見通しを発表した。国内では薄型テレビの販売が大幅に落ち込んで収益を押し下げたほか、記録的な円高や欧州危機など外部環境の悪化も響いた。
12年3月期の業績予想は、売上高を従来見通しから8000億円減の6兆2000億円に、営業利益を1000億円減の2000億円にそれぞれ下方修正した。
同日発表した2011年4-12月期連結決算は、売上高が前年同期比6.8%減の4兆3538億円。地上デジタル放送への完全移行後、国内市場が大幅に縮小した薄型テレビ事業では「10-12月期は100億台半ばの赤字」(同社幹部)となった。
営業利益が36.2%減の907億円、最終利益は70.0%減の120億円だった。