東京センチュリーリース、LCC出資

2012.3.14 05:00

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 東京センチュリーリースは13日、7月に国内線に就航を予定する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンに出資すると発表した。

 議決権ベースで33.4%を出資する筆頭株主の三菱商事から、16.7%分の株式を27日付で取得する。取得額は非公表。東京センチュリーリースは、航空機リースやニッポンレンタカーサービスなどを展開しており、観光業などへの波及効果が見込めるLCCと連携し、事業拡大を目指す。

 ジェットスター・ジャパンは就航後3年間で航空機を24機まで増やす計画で、東京センチュリーや三菱商事からレンタルする。三菱商事は当初から経営への関与には消極的で、保有株の譲渡先を探していた。