新型iPad、初回分売り切れ 初日販売100万台も

2012.3.14 05:00

 米アップルが16日に発売するタブレット型端末「新型iPad(アイパッド)」の予約が好調だ。同社のサイトには「出荷予定日2~3週」と記されており、すでに日本国内向けの初回出荷分は売り切れになったとみられる。

 海外メディアなどの報道によると、発売初日の販売台数が全世界で100万台を超えるとの見方も出ている。

 「アイパッド(Wi-Fi版)の販売はお一人様につき最大2台まで」

 アップルの日本語サイトにはこんな表記があり、その人気ぶりを裏付けている。こうした表記は米国や英国など各国のサイトでも同じで、やはり出荷まで2~3週間かかる状況となっている。

 高精細な画面や新型半導体を搭載した第3世代のアイパッドは日米を含めた10カ国で16日に発売。7日の製品発表と同時に予約を開始し、9日頃から出荷を始めた。

 一部には「期待外れ」との厳しい見方もあったものの、好調な滑り出しに先代の「アイパッド2」に並ぶ大ヒットを予想する声も出始めた。