全日空、ミャンマー便12年ぶり再開 年内就航目指す

2012.4.12 05:00

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 全日本空輸の伊東信一郎社長は11日の定例会見で、2000年3月以来休止していたミャンマーへの定期便を12年ぶりに再開することを明らかにした。成田空港の発着で、年内の就航を目指す。ミャンマーは民主化と経済改革が急速に進んでおり、安価な労働力を求めて進出企業が増えているが、現在、日本からの直行便はない。

 全日空は1996年7月、関西-ミャンマー・ヤンゴン線を開設したが、政情不安などを理由に休止していた。日本からはシンガポールやバンコク経由でミャンマーに渡航しており、直行便が就航すれば飛行時間が大幅に短縮する。伊東社長は「日本からの需要は十分にある」と期待を述べた。