米ハワイで人気のコーヒーチェーン「ホノルルコーヒー」の日本1号店が19日、臨海副都心の「ダイバーシティ東京プラザ」にオープンした。
同店はハワイ島でのみ栽培される希少性の高い「コナコーヒー」を提供する。コナコーヒーは豊かな香りと酸味が特徴で、メニューは「マカデミアナッツフレーバーコーヒー」(Sサイズ300円)、「コナブレンドコーヒー」(同)など。パンケーキやマカロン、ケーキなどフードメニューも充実させた。
店内は柔らかな色合いのウッドテーブルやソファをゆとりを持って配置、観葉植物やパラソルを置くなどしてハワイの雰囲気を表現している。
運営するのは、ハワイのホノルルコーヒーとフランチャイズ(FC)契約を結んだフジオフードシステム(大阪市)傘下のホノルルコーヒージャパン。今後5年間で国内80店舗以上、年商45億円を目指す。同社の藤尾英雄社長は「多くの方に香り高いコナコーヒーをゆったりとした空間で味わっていただきたい」と話している。
ホノルルコーヒーは1991年にハワイで設立、現在ハワイやグアム、台湾で10店舗を展開している。フジオフードシステムの藤尾政弘社長が約15年前にハワイの店舗を訪れて気に入り、日本でのFC展開を打診してきた。