大劇場、希少店舗を売りに… 渋谷ヒカリエ、高級感で「大人」に照準

2012.4.25 05:00

 東京急行電鉄などは24日、26日にオープンする渋谷駅直結の複合施設「渋谷ヒカリエ」の内覧会を開いた。ミュージカルを上演する国内最大級の劇場や渋谷エリア初出店の店舗を売りものに、外国人客も含む20~40代の「大人」をターゲットに高級感をアピール。初年度は商業施設の売上高約180億円、来館者数1400万人を目指す。

 地上34階、地下4階建てのヒカリエは延べ床面積は約14万4000平方メートル。商業施設とオフィス、ホールで構成される。

 最大の特徴は、ブロードウェーミュージカルなどを上演する11~16階の大劇場「東急シアターオーブ」(総客席数1972席)。東急グループが強みとする文化・芸術事業を前面に押し出し、既存の施設はもとより、臨海副都心の「ダイバーシティ東京プラザ」や「東京ソラマチ」など今春オープンの競合施設との差別化も図った。

 約200の店舗などが入る商業施設「シンクス」(地下3階~地上5階)は、世界初や日本初といった希少価値のある店舗が4割以上を占め、独自の魅力を訴求。働く女性向けのアクセサリーや美容関連商品の自主編集売り場、健康をテーマとした総菜店などもそろえた。

 東急電鉄の野本弘文社長は会見で「渋谷は若い人が多く、大人が訪れにくい雰囲気もあったが、広い世代に楽しんでいただけるはず」と自信をみせた。