セブン-イレブン・ジャパンは11日、オリジナルスイーツの2012年度の売上高を前年度比1.5倍の約600億円に引き上げる方針を発表した。供給量の拡大や商品力の強化を図り、コンビニエンスストア業界で先行するローソンを追撃する。
スイーツの供給先メーカーが約80億円をかけ、13年2月までに3工場の増設と18工場での設備増強を実施。当面は6月までに供給量を約2倍に増やす。
商品ではシュークリームの原材料を見直し、和菓子でも小豆の風味を引き出すために製法を改善。パッケージもLED(発光ダイオード)照明に映える金色に変え、リニューアルした商品を15日から店頭に並べる。
さらに専用冷蔵ケースの導入を進め、設置店舗数を4月末時点の約9200店から6月末までに約1万500店に拡大する。