ヤマハ発動機は16日、幼児2人乗りに対応する低重心の電動アシスト自転車「PAS Kiss mini(パス キス ミニ)」を6月29日に発売すると発表した。
これまで同社の幼児2人乗り電動アシスト車は26インチのタイヤを使用していたが、重心を低くして、足つきをしやすいタイプの要望も多かった。このため、新型では20インチのタイヤを使用。リアシートの位置を14センチ低くした。
さらに、父親が子供を乗せて移動するケースも増えたことから、タイヤやフレームを太くし、ユニセックス(男女兼用)の雰囲気を持つ外観デザインとした。新型ブレーキを採用し、制動力も高めている。
電動アシスト機能は従来と同じ性能で、フル充電時の標準パターンだと37キロ走行できる。
価格は13万7000円。年間6000台の販売を目指す。リアのチャイルドシートは別売りで1万630円から。