中国企業挑発「日本に負ける気がしない」 “パクリ天国”から特許大国へ (1/3ページ)

2012.5.26 08:00

日米中3国の知財関連訴訟の件

日米中3国の知財関連訴訟の件【拡大】

 特許ウォーズ 中国からの挑戦状(上)

 今年3月、日本と中国の間の「逆転劇」が世界の注目を集めた。

 世界知的所有権機関(WIPO)が2011年の国際特許登録の出願件数を発表し、企業別で前年首位のパナソニックを抜いて、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE、中国語読み・ゾンシントンシン)が1位に躍り出たのだ。

 中国で特許法が成立したのは、1984年。明治18(1885)年に同法が施行された日本とはおよそ1世紀の開きががある。それにもかかわらず、2011年に中国の特許庁が受理した特許出願件数は10年比34%増の約52万6千件と日本(約34万2千件)、米国(約50万3千件)を抜き去った。中国は今、有名ブランドなどの模倣品があふれる“パクリ天国”から“特許大国”へと変貌を遂げつつある。

 「特許紛争で日本に負ける気がしない」。中国ZTEの幹部はこう挑発する。

 同社は独自技術を早く市場に広めるため、特許取得とほぼ同時に、その特許を活用した製品を完成する戦略を敷く。これに対し、日本では特許取得から製品化までに10年以上も要する企業が目立つ。特許庁国際課の担当者は「海外企業のように特許にかかわる社員が幹部に出世するケースが日本企業では少なく、特許戦略強化の足かせになっている」と指摘する。

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