BMWとタイムズ24、来年にも電気自動車「アクティブE」日本投入

2012.7.21 05:00

カーシェアリングの実証実験を発表するBMW日本法人のローランド・クルーガー社長(左)とタイムズ24の西川光一社長=20日、東京・丸の内

カーシェアリングの実証実験を発表するBMW日本法人のローランド・クルーガー社長(左)とタイムズ24の西川光一社長=20日、東京・丸の内【拡大】

 独BMWの日本法人と駐車場サービスのタイムズ24は20日、BMWの電気自動車(EV)「アクティブE」を、タイムズ24が展開するカーシェアリングサービスの車両として導入し、共同で実証実験を始めた、と発表した。実験で得た利用者データをBMWは2013年以降に世界で販売予定の市販EVの開発に生かす。一方でタイムズ24は、環境に優しいEVの導入でカーシェアサービスの拡大につなげるのが狙いだ。

 BMW日本法人のローランド・クルーガー社長は市販EVの日本への投入時期について「13年中にも前倒しできるようにしたい」と早期販売に意欲を示した。

 アクティブEは、東京・有楽町に2台、池袋に1台、横浜市に1台の計4台をタイムズ24のカーシェア拠点に配備する。

 配備するEVについて、クルーガー社長は、世界で販売予定のEV「i3」と、「同じスペックを持った試作車」と指摘した。32キロワット時の大容量リチウムイオン電池を搭載。時速100キロまで9秒で加速し、フル充電で約160キロメートル走行可能という。

 BMWは11年3月から5カ月間、日本で小型車「ミニ」のEVで、28人の一般利用者によるモニターを実施。今回はこれに加え、多くの利用者が長期間利用する実験を通じて意見を集め、市販EVの商品化につなげる。

 一方、タイムズ24は現在、「タイムズプラス」と呼ぶカーシェア拠点を全国に2997カ所持ち、4132台を配備している。急速充電器も103カ所あるが、EVは日産の「リーフ」と三菱自の「アイ・ミーブ」の計8台にとどまる。今回のBMWの車両を4台追加することでEVの認知度を上げ、カーシェアの利用促進につなげたい考えだ。

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