日本マクドナルドは23日、東京・JR原宿駅前の原宿表参道店内に専任バリスタがコーヒーを作るカフェコーナー「マックカフェ バイ バリスタ」をオープンした。割安な料金で新規顧客を呼び込み、店舗の売上拡大の新しい材料とする。
「マックカフェ バイ バリスタ」は店内でハンバーガーなどを販売する既存カウンターの隣に新設。 「カフェラテ」(Sサイズ230円)や「キャラメルラテ」(同290円)、「エスプレッソフラッペ」(Mサイズ290円)など19種類のドリンクがあり、コーヒーの専門知識を持つバリスタが注文を受けてから1杯ずつ作る。
容器は紙ではなく陶器やガラスを使用することで高級感を出した。コーヒーに合う、「ティラミス」(290円)や「チーズタルト」(同)などスイーツ15種類も用意した。
会見した原田泳幸CEO(最高経営責任者)は「バーガービジネスの売り上げ増には新規顧客の獲得と来店頻度の向上が必要。コーヒーは日本人の摂取頻度が高い」とカフェ強化の狙いを説明した。
年内に新店を中心に30店舗で導入し、平成27年末までに500~600店舗、今後5年以内に1000店舗も視野に入れている。