日産、初の自動ハンドルで衝突回避 死亡事故半減へ新システム開発 (1/2ページ)

2012.10.18 05:00

日産が開発した事故回避システムの利用イメージ。操舵回避しても安全なエリアを車が見分け、モニター画面上に色分けして表示している

日産が開発した事故回避システムの利用イメージ。操舵回避しても安全なエリアを車が見分け、モニター画面上に色分けして表示している【拡大】

 日産自動車は17日、画像解析技術を応用し、子供の急な飛び出しなどでブレーキで事故が避けられないときにハンドルを自動的に切って事故を防ぐ「緊急操舵回避支援システム」を開発した、と発表した。

 自動的にブレーキをかけて衝突を回避するシステムは実用化されているが、自動でハンドルを切るシステムは初めて。同社は画像解析技術を応用した電気自動車(EV)向けの非接触(ワイヤレス)充電用の「自動駐車アシスト技術」も開発。いずれも数年後の実用化を目指している。

 衝突回避システムは、車両前方と後方のレーダーとカメラ、スキャナーなどで常に車の周囲の状況をチェック。低速域で走行していたときに子供が飛び出してきた場合には、左右どちらに回避すればいいかを判断した上で自動的にハンドルを切る。

 また、高速道路で渋滞の最後尾に近づいているのにスピードが落ちていないケースでは、表示と警告音で運転者に注意を促すと同時に自動減速。それでも間に合わなければ進路を左右に変える仕組み。

アクセルとブレーキの操作だけで誤差10センチの範囲で駐車できる

  • 光岡自動車 「三輪EV」きょう発売 小口配送用、100キロまで積載

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!