和歌山市は31日、地元の和歌山ラーメンに精通する運転手が乗る「和歌山ラーメンタクシー」の出発式を行った。
和歌山ラーメンは、しょうゆ味と豚骨しょうゆ味があり、市内に約60の店がある。和歌山ラーメンの歴史などの試験に合格した93人の「ラーメンタクシー」認定運転手は、乗客においしい店を紹介するほか、食べ方なども指南する。 出発式では、認定ステッカーを貼った16台が集合。大橋建一和歌山市長も「ラーメンの伝道師となってほしい」とメッセージを送った。運転手の坂口勲さん(60)は「お客様の質問に答えられるよう、もっと勉強したい」と意気込んだ。 和歌山ラーメンのPRと観光客増加を狙って市が企画した。担当者は「和歌山ラーメンは全国に誇れる観光資源。ラーメンタクシーで和歌山を回って、ぜひ食べてほしい」と話している。