ＪＦＥエンジ、太陽光発電事業に参入　国内に６カ所

　ＪＦＥホールディングス傘下のＪＦＥエンジニアリングは２日、グループが持つ遊休地など国内６カ所に大規模太陽光発電所（メガソーラー）を建設、電力供給事業に参入すると発表した。発電能力は合計約４万キロワットで、各地域の電力会社に全量を売電する。ＪＦＥグループが保有する静岡市や津市、宮城県多賀城市などの遊休地５カ所と、全国有数の日照時間を誇る北海道釧路地区の計６カ所に、発電能力３０００～１万３０００キロワットの太陽光発電所を建設。来年７月から順次、稼働する予定だ。

　年間の総発電量は３９００万キロワット時で、一般家庭の約１万７００世帯分の年間電力使用量に相当する。発電した電力は固定価格買い取り制度を活用して電力会社に販売し、年間約１６億円の収入を見込んでいる。