大河ドラマ「八重の桜」ラッピングジェット就航ラッピングジェットをバックにフォトセッションする「八重の桜」主演の綾瀬はるか=14日午前、東京・羽田(宮川浩和撮影)【拡大】
全日本空輸は14日、羽田空港(東京都大田区)で、今年のNHK大河ドラマ「八重(やえ)の桜」出演者らの写真をラッピングした特別塗装機を公開し、主演の新島(にいじま)(山本)八重役を務める綾瀬はるかさんも一緒に記念撮影におさまった。ドラマの舞台で、一昨年の東日本大震災の風評被害などが続く「福島県が元気になる架け橋となり、空から復興支援する」(西村健取締役)という意味合いもある。
今回の特別塗装機は中型機「B767」を使用。機体の左右にドラマ出演者の綾瀬さんや西島秀俊さん、長谷川博己さん、西田敏行さんの4人の写真(縦約2メートル、横約13メートル)を貼り付けた。特別機は14日の羽田-伊丹線が大雪で欠航したものの、15日から年末まで国内線で使用する。
綾瀬さんはドラマを通じ、被災者ら日本人が「明日からがんばろう、という力になれれば」と語り、特別塗装機には「ぜひ乗りたいな」と話していた。