建設機械の出荷額と輸出比率【拡大】
日本建設機械工業会は27日、2013年度の建設機械の出荷額が前年度比7%増の2兆1645億円となり、2年ぶりにプラスに転じる見通しだと発表した。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」に伴う公共投資の増加や東日本大震災の復興需要を背景に増加する国内向け出荷が全体を牽引(けんいん)し、07年度に次ぐ過去2番目の高水準となる。債務危機で需要が低迷する欧州や経済成長が鈍化する中国などの需要も回復し、13年度は海外輸出もプラスになる見込みだ。
復興需要などを背景に建設投資が旺盛なことから、13年度の国内出荷は9%増の7455億円と4年連続のプラスを見込む。新しい排出ガス規制が14年にも始まるため、一部で駆け込み需要も見込まれる。主力の油圧ショベルは12%増と2桁の伸びになる見通しだ。
海外輸出は7%増の1兆4190億円を見込む。最大の輸出先である北米向けが堅調に推移し、12年度に大幅に落ち込む中国や欧州の需要も回復に向かうとみている。