外断熱用ボードの施工風景【拡大】
長谷工コーポレーショングループは、築30年程度を経過した低層型マンションを対象とする新たなリフォームプランを導入した。外断熱工法を適用することで、建物の長寿命化と省エネ対策を推進するのが狙いで、第1弾として多摩ニュータウンの「エステート鶴牧4.5住宅」(東京都多摩市、356戸)で工事を開始した。今後、周辺地区を中心に事業攻勢をかけ、3年間で1500戸の受注を目指す。
このプランは「総合省CO2改修」というもので、エステート鶴牧では総工事費が11億円を超える大型リフォーム工事となる。今回のプロジェクトは、国土交通省の「2012年度 住宅・建築物省CO2先導事業」に採択され、国からは補助金が支給される。工事は14年3月に完了する。
総合省CO2改修は、長谷工グループの長谷工リフォームと長谷工アネシスのサービスを組み合わせたもので、5つの改修メニューを用意。その一つが外断熱改修だ。