■25万キロリットル貯蔵、11月にも商用運転
東京ガスは13日、横浜市の扇島工場で建設している世界最大の液化天然ガス(LNG)地下タンクを公開した。36万世帯の年間使用量に相当する25万キロリットルを貯蔵でき、11月にも商用運転を始める。将来的には米国産の新型天然ガス「シェールガス」の受け入れ先としても期待されている。
地下タンクは直径72メートル、深さ62メートル。20階建てのビルや奈良・東大寺の大仏殿がすっぽり収まる大きさだ。建設作業は7月に終え、8月から試運転する。
内側全面に保冷材とステンレス製の板を貼り付けた巨大な魔法瓶のような構造で、中東や東南アジアなどから輸入したLNGをマイナス162度で貯蔵。原発停止で拡大を続ける首都圏のガス需要を賄う。
東ガスは、米メリーランド州にあるLNG基地から、2017年にもシェールガスを輸入したい考え。新しいタンクは、国内の受け入れ先の一つになる見通しだ。