タイで経済成長とともに石油やガス、電力などエネルギー需要が増加している。アジア太平洋経済協力会議(APEC)域内のエネルギー需給予測などを行うアジア太平洋エネルギー研究所によると、いまの増加ペースが続けば、タイのエネルギー需要は2035年までに現在の2倍となる見通しだ。現地紙ネーションなどが報じた。
同国では今後、モータリゼーションの進行によって燃料の需要が高まるほか、製造業の発展にともなって産業用エネルギーの需要が増加、さらに家電製品の普及が家庭用電力の需要を押し上げるなど、多様な分野で石油・ガスや電力といったエネルギー需要が増えていく見通しだ。
同研究所は35年までにタイの人口が現在の約7000万から7380万に増加し、購買力平価換算の国内総生産(GDP)が12年の約6500億ドル(約63兆9930億円)から1兆5000億ドルに拡大すると想定。併せて、石油換算のエネルギー需要も現在の年間約8000万トンから約1億6000万トンになると予想する。