ドイツの建設機械見本市でコマツが発表した新型ブルドーザー(同社提供)【拡大】
コマツは、自動化によって無人で操作できる建設機械を新たに開発し、米欧に投入する。まず自動のブルドーザーを6月に米国で発売し、2013年度内にも欧州で自動の油圧ショベルの販売を始める。
衛星利用測位システム(GPS)やセンサーなどのICT(情報通信技術)を駆使し、数十ミリ単位の整地作業を無人で行える製品で差別化を図り、世界の建設機械市場で台頭する中国や韓国勢を突き放したい考えだ。日本でも売り出すなど、熟練した作業員の不足に悩む先進国の需要を掘り起こす。
ドイツのミュンヘンで開かれている建設機械見本市で16日、コマツが発表したのが、建機の位置情報のほか整地や掘削をするブレードやアームの状態をGPSなどで把握し、運転以外の作業の自動化が図れる「ICTブルドーザー」と「ICT油圧ショベル」だ。会場でコマツの大橋徹二社長は「通信ネットワークの発達は全ての産業を変えようとしている」と強調した。