ソニーは8日、日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼社長ら3人を新任の取締役候補者として選んだと発表した。6月20日に開く株主総会での承認決議を経て、正式に決定する。
一方、3月に退任の意向を示していたハワード・ストリンガー取締役会議長のほか、中鉢良治前副会長ら4人の取締役が退任する。
ソニーは2013年3月期の連結最終損益が5年ぶりに黒字となったもよう。会長、副会長だったストリンガー、中鉢の両氏を取締役から外し、平井一夫社長に権限を集中させると同時に、取締役会の体制を刷新することで、業績改善に向けた動きを加速させる。