三菱自動車は6日、日産自動車と共同開発した新型軽自動車「eKワゴン」と「eKカスタム」を発売した。価格は105万円から。月5000台の販売を目指す。
eKワゴンは2001年10月の三菱単独開発時から数えて今回は3代目となる。ガソリン1リットル当たり29.2キロの低燃費で、急ブレーキをかけたときの自動ハザードランプ点滅など、新しい機能を盛り込んだ。
益子修社長は「従来の軽の枠を超えた小型車なみの装備をそろえ、高いクオリティーを実現させた。まさに世界に誇れる『ジャパニーズ・ミニ』の誕生だ」と胸を張った。同社によると、事前受注は1万2000台に達したという。
日産自動車も同日午前、新型軽「DAYZ(デイズ)」を発売した。デイズの価格は106万7850円から。