商工中金新社長「さまざまなサービスを」

　２１日に商工組合中央金庫社長に就任した杉山秀二氏（元経済産業事務次官）は同日、東京都内で記者会見し、「単なる融資にとどまらず、さまざまなサービスを中小企業に提供することに注力したい」と抱負を述べた。商工中金では、新日本製鉄（現新日鉄住金）で副社長を務めた関哲夫氏が平成２０年に社長に就任するまで、歴代トップは戦後一貫して経産省（旧商工省、旧通商産業省）ＯＢが占めていた。