「三菱地VS三井不」大型SCバトル ブランド統一や改装・新規出店 (1/3ページ)

2013.7.4 08:15

6月21日に開業した「マークイズみなとみらい」。日常の買い物ができる店舗も充実させた=横浜市西区

6月21日に開業した「マークイズみなとみらい」。日常の買い物ができる店舗も充実させた=横浜市西区【拡大】

 三菱地所、三井不動産の不動産大手2社が、アウトレット商業施設に続き、大型ショッピングセンター(SC)でも出店競争を繰り広げている。三菱は今年度から大型SCのブランドを統一し「MARK IS(マークイズ)」として展開を開始。これに対し、三井は「ららぽーと」の既存施設の改装や新規出店で対抗する構えだ。

 三菱は、4月に静岡市葵区、6月に横浜市西区のみなとみらい地区に相次ぎ「マークイズ」を開業した。「三菱地所が手がけたブランドイメージを分かりやすく打ち出す」ため、各地でバラバラだったSC名を統一した。

 初年度の売上高目標は、静岡(入居店舗数148店)が180億円、続く横浜みなとみらい(189店)が250億円。杉山博孝社長は「老若男女が幅広く楽しめるモールとしたい」と期待を込める。今後の出店計画は未定だが、全国各地で旗艦店になりうる立地に出店する方針。

 三菱が意識するのは、ライバル・三井のSC「ららぽーと」だ。同社の強みは大型SCを約30年運営してきたというノウハウだ。「さらに競争力を増す」(菰田正信社長)という狙いで、既存施設の大幅改装や新規出店計画など積極投資を続ける。

「定期的にSCへの投資が必要」と説明する

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!